営業ツール

コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第13回

4月ももう目の前だというのに、まだまだ寒い日が続いています。先日の帰りには道路の温度表示が「-3度」。厚手のコートがなかなか片付けられませんね。

今回は先週からのテーマで「わかりやすい営業ツールを作るには」という内容でお伝えします。

12回にも書きましたが、相手の方にとにかく10回見て頂いて、伝えたい内容が目で見てわかる必要があります。この「目で見てわかる」ということが重要です。

わかりやすいように、先にダメな営業ツールについてご説明します。今お使いのチラシがあれば、それを見ながらチェックしてみてください。


○1つの営業ツールに1つの商品になっている 一つの営業ツールに欲張ってたくさんの商品を載せてもわかりにくくなるばかりです。わかりやすさという点では一つの営業ツールに1つの商品というのは基本中の基本です。
○商品などの写真が入っている ビジュアルというのは営業ツールにおいて非常に有効なモノですが、適切なビジュアルが使われているかどうかが重要です。商品などのビジュアルは基本的に入れてはいけません。商品のビジュアルを入れた瞬間に、相手の方は「売り込み」だと思ってしまうからです。
○難解なビジュアルが入っている 抽象的なイメージ写真はもっと厳禁です。見る方に余計に混乱を引き起こします。見た瞬間に何のビジュアルなのかがわかればいいのですが、通常こういうイメージ的なビジュアルはじっくり見て考えれば伝わるモノも大きいのですが、ビジネスの現場では一つ一つの情報にじっくり時間をかけて判断している時間がありませんから、イメージビジュアルやイメージイラストは入れない方がいいです。
○読ませる内容になっていない あれも、これもと書き込みすぎるとどんどん難解なモノになっていってしまいます。「これが説明していないと不親切」という見方よりも、「これを入れることで余計にわかりにくくなる」という判断で思い切って情報量を少なくしてください
以上がまずは営業ツールでやってはいけないことです。次回は「営業ツールに必要な物」をテーマにお伝えします。