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コラム 新規開拓のやり方

正しいやり方なら新規開拓は必ず成果は出る 第24回

いよいよ今週の6月14日に名古屋で「チラシの作り方勉強会」が開催されます。ご興味のある方はぜひご参加ください。 今書いているコラムをわかりやすく解説します。

今回は作ったチラシの活用方法です。チラシの活用のためにはチラシの印刷が必要になります。「早く効果を出したい」と焦って、一気にたくさんの部数を印刷してしまう方がいますが、ここは少し冷静になってもらいたいです。今作ったチラシは「効果を上げるためのチラシ」を作りました。でも、本当に効果があるのかどうかは全くわかりません。これはプロが作ったとしても同様です。ここで、「印刷だと部数をたくさん印刷すれば印刷代が安くなりますよ」なんていう、印刷会社もいますから、要注意です(笑)。いくら安くなったとしても効果がなければ意味がありません。 では、何から始めるかというと効果を測定するための簡単な「テスト配布」からスタートします。
まずは、作ったチラシを自分の周りの方や友だち、知り合いに見せます。見た率直な感想を確認するために、チラシの内容に関しては何も説明せずにただ見せます。そうすると相手の方がいろいろなことをおっしゃいます。 ある方は「コレじゃ意味がわからない」とか、「コレってどういう意味?」などと勝手なことを言われたりします。ここでムッとしたくなるのをちょっと押さえて(笑)、お客様の声だと思い、じっくりと話を聞きます。そうすると見えてくるモノがたくさんあるはずです。
その次が大切です。「あっコレも意味がわからないから説明を加えて」とか、「ココをわかりやすくするために文章や写真を増やして」ということはやってはいけない修正です。

コレについては、前回の23回でも伝えましたが、ココでは情報量を増やしてはいけません。それではどうすればいいかという、表現の仕方を変えたり、専門用語をなくしたりします。また、チェックボックスの質問を変えるのも一つの方法です。あえてわからないことで問い合わせに結びつけることもできます。 また、ホームページに誘導するのも一つの方法です。
親切な友だちの場合は一字一句読んでくれて、「なるほどそういうことか、よくわかりました」と言ってもらうことがありますが、こういうのはあまりいい反応ないということも併せて覚えておいて下さい。
さあ、次回はお客様に向けてのテスト配布に移ります。